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「再現性」のお話。
トレンドデザインの再現性を上げるのには、パーマが必要不可欠なのに、 なかなかパーマを勧めない・・・という現状も。その理由には、トレーニングの仕方があるといいます。 今日は、トレーニングについてのお話から始まります。 A君: 「Oは最近パーマのトレーニングした?」 O君: 「えっ、ワインディングですか?そりゃしてないです。随分。むしろ教える立場ですもん。 もちろん教えるときは巻きますけど」 A君: 「それが問題なんだよ。ワインディングは美容学校とアシスタントの頃、かなりトレーニングする。 だけど、パーマのトレーニングはワインディングだけじゃないよね」 O君: 「そうですよね。実際にモデルにかけなきゃ、それで、キレイにかからなきゃ、意味がないですよね。 だけど、アシスタントはかなりの数のパーマモデルやりますよ。僕なんて何人やったか忘れるほどです」A君: 「その時のカットは誰がやるの?」 O君: 「スタイリストですね、それかカットは無しで」 A君: 「そこなんだ。パーマで一番大事なのは。 パーマ用のカットとその断層の落ちる位置と幅の把握なんだ。 だけど、自分でカットしないで、その理論も分かってなければ、それはデザインのトレーニングじゃなくて、 「パーマ検証」になってしまう。ワンレンソバージュの時代はそれで良かったかもしれない。 ただ、これだけ多くのスタイルが存在する今は、カットを把握してからじゃなきゃ、 パーマはトレーニングする意味が無い。あと、Oはいつもスタイルを造る自主トレーニングはどうやってる?」 O君: 「自分のファイルを見ながら、ウィッグ切ってます!」 A君: 「スタイリングは?」 O君: 「大抵アイロンで造りますね」 A君: 「パーマのトレーニングは?」 O君: 「カットモデル入れた時にパーマかけたいときには、かけますけど、、、 そういえば、パーマのトレーニングって、モデルと毛束検証以外はしないなー」 A君: 「これからは、スタイリストの自主トレーニングの形も変わってくるよ。 今までは、「お疲れ様でした!」って終礼終わったら、ウィッグとクランプ出してカットしてたけど、 本当に再現性を中心にしたトレーニングをするなら、何回かはカットパーマモデルを入れなきゃ。 それか、必ずウィッグにパーマかけるか」O君: 「大変ですよね、それって、、、」 A君: 「習慣だよ。慣れてないことは凄く違和感がある。 ウィッグは肩が無いから、肩下のカットトレーニング用のツールがあるじゃん。モビルスーツみないなやつ(笑) あれだって、かなり最初は違和感あるよな(笑) まあ、いつも言うけど、予約してくるお客様にウィッグはいないし、モビルスーツみたいな肩付けたウィッグは もっとこない(笑)モデルでやらなきゃトレーニングにならないよ。 それはともかく、これからのデザイントレーニングは、カット50%パーマ50%が基本って考えなきゃな。 それこそ、パーマ比率なんか下がる一方だよ」 O君: 「分かりました!それより、Aさん早く、なんで、パーマデザインは再現性が高いか教えて下さい!」 次週は、いよいよ、O君の知りたい答えが分かります! それでは、また。 2012.03.12 チェルシー 代表 柳澤 利明 ☆CHELSEAオフィシャルWEBサイトはこちら☆
by chelsea-tokyo
| 2012-03-12 14:52
| 講習&トレーニング
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