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最近、めっきり髪を明るくする子が減りました。
まあ、明るめでいい感じの色はどうしても色落ちしやすいんで、 明るいのが流行った後は大抵こうなるんですが、 以前の「暗め」と、今の、「いい感じのブラウン」とは、 結構ニュアンスが違うので、サロンに行って、 「暗めのアッシュで」とか 「暗めのピンクベージュで」とか オーダーしても、なかなか、「いい感じの暗め」にならないって声をよく聞きます。 明るくて薄い色を出す方が、よっぽど難しいと思いがちですが、 いい感じの暗めの方がよっぽど難しいんです。 なぜなら、、、 明るくて薄い色=明るい色を薄く入れる=取れても明るいだけでまた入れればOK 暗くて濃い色=濃い色素を濃く入れる= 濃く入りすぎたら濁って色は汚いし、薄かったら、そもそも濃い色にならない って、ちょっと難しいですかね。 要するに、 凄く明るい髪にちょっとだけ色を入れるより、 凄く明るい髪にしっかり色を入れて、なおかつ少しだけ明るさは残す、 事の方が難しいって事です。 まあ、難しい技術が出来るからプロなんですけど、オートマチックなカラー剤を 使い慣れると、結構難しいんだと思います。 ある程度強い薬で、一発塗りでバチッといい色出せて傷ませない人は、 カラーが上手な人が多いこのエリアでも、そうそういません。 これは、チェルシーのサロンで必ずカラーのお客様にお話する事なんですが、 「色を明るくするのと、色を入れるのは、うちでは別に考えていて、 最初に必要な分だけ髪を明るくして(主に根元)、一回シャンプーして、 明るくする薬に入っている傷む成分を完全に取って、 そこから希望の色だけを、トリートメントベースのかなり弱い薬で入れていきます」 こんな仕事をしているので、時間はかかるは、材料費はかかるは、 で結構お客様にもスタッフにも経営的にも負担はかけているのですが、 その分、髪には負担がかかっていません(笑) そして、弱い薬で時間をかけてカラーするもう一つのメリットは、 「色をゆっくり入れているので、微調整がかなり出来る」 ということです。 結構明るめの髪をいい感じのブラウンにするのに、 時短にこだわっている美容師さんだと、カラーだけなら1時間くらいで終わると思います。 うちの場合は、2時間位はかけます。 薬を塗っている時間は、3分〜7分位ですが、 シャンプーの際の微調整にかなり時間をかけているからです。 ここで、じっくり、じんわり、ゆっくり、 髪にストレスが無いように、色を入れ込んでいきます。 って、これ、話始めるときりが無いので、、、 とにかく、 傷まずキレイな、「いい感じの暗め」にしましょー。 そして、春には、 髪を軽くして、フワフワパーマをかけましょー。 2014.01.10 チェルシー 代表 柳澤 利明 ☆CHELSEAのヘアカタログは、Hot Pepper &Beauty Navi でチェック! ☆Facebookページ でチェルシーの情報を手に入れよう! ☆オフィシャルWEBサイトはこちら 。オフィシャルでしか見られないヘアスタイルもあり! ☆チェルシー代表 柳澤ブログはこちら
by chelsea-tokyo
| 2014-01-10 23:16
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