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今回は、「自分を変える勇気と楽しさ」に関して、お話しします。
売上が上がっていく間には、何回か壁があります。俗に言う、100万の壁、150万の壁、200万の壁、300万の壁、、、というものです。 100万の売上で伸び悩んで、150万を超えられないスタイリストは、そのままだと、よほど多くの新規に入客するか、かなりの数のご紹介を頂かない限りは、売上は上がりません。それどころか、新規入客も少なくなり、紹介も頂けないと、だんだん売上は落ちてきます。 どんなに努力しても、失客をゼロにする事は出来ません。 新規に入れなければ、失客を上回るご紹介客が無いと、「顧客数-失客数=顧客数の減少」となるのです。 では、どうするか? 100万で伸び悩むスタイリストがそのまま、全くやり方を変えずにいたら、確実に再来率は上がりません。 これが、デビュー1年位までなら、まだまだ伸びしろがあるので別ですが、それ以上になると自分の「型」が出来上がっているので、意識的に「自分を変える」事をしないと、まず間違いなく売上が上がらず、仕事が楽しくなくなります。 この「自分を変える」のが難しいんです。 例えば、カウンセリング。 案外、この「カウンセリング」が苦手で、技術は上手なのに、再来を頂けないスタイリストが多いです。 ご挨拶から始まって、ヘアデザインの共有、契約まで、さまざまな年代層、客層に対応するのは、至難の業です。 カウンセリングは、しっかりしたカウンセリングのトレーニングをしないと、感覚だけでやっていても、今のお客様は満足してはくれません。 カウンセリングが苦手なスタイリストが、「自分を変える」為にカウンセリングを学び、自身のカウンセリングを変えていく。方法論が正しければ、プラスの方向に変えれば変えるだけ、再来率は上がります。 ただ、なかなかそれを実践していけるスタイリストは少ないです。 「自分を変えられるスタイリスト」と「自分を変えられないスタイリスト」その差はどこにあるのでしょう。 行動力?継続力?精神力? 僕は、「変え続ける勇気と、変える事を楽しむ事」だと思います。 「変えても結果は出ないかも知れない」「変える事で今までのものを失うかもしれない」。 大抵、こんな事を考えます。 この思考を、「変えたら必ず結果は出る」「変える事で失うものがあっても新しいものでカバーできる」に変えます。 向上の方法論を理解しているスタイリストは、勇気を持ってどんどん新しい事にチャレンジします。 結果は出たり、出なかったりです。 しかし、長い目で見ると確実に向上しています。 向上が続くと、自分の気持ちが高揚して気分良く仕事が出来ます。 向上しながら楽しく働いていると周囲が影響され、それがチームの良い空気を生みます。 まさに正のスパイラルです。 そうなると、変え続ける勇気は一人で背負わなくていいですし、変える事を自然と楽しめる様になります。 「自分を変えなければいけない」とプレッシャーを感じて取り組む必要はありません。 「時間がかかっても、変わったらいいな」くらいで十分です。 2011.12.04 チェルシー 表参道 代表 柳澤 利明 ☆CHELSEAオフィシャルWEBサイトはこちら☆
by chelsea-tokyo
| 2011-12-04 22:03
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